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小原和紙のふるさと 小原和紙のふるさとは、豊田小原工芸和紙の魅力を楽しむ美術館と、体験工房がある施設です。
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山菜(小原)
2025年に80代の女性から聞いた話:戦後間もない頃は、よく山菜を食べた。よもぎ、わらび、ふきのとう、たけのこ(孟宗竹、破竹)、びょうぶ(終戦直後の食べるものがない時のみ)、タラの芽、こしあぶら、セリ、すいば、すいこぎ:おやつがわり、霜が降りると少し甘くなる。
つばな:白い帆が出る草で、少し甘い
わくな
アザミ:美味しかった
つくし をよく食べたとのこと。
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おこしもん(小原)
おこしもんは、愛知県でひな祭りに作られる和菓子。米粉を練って木の型で色々な形に抜いて、赤、黄、緑などの色を付ける。食べるときは焼いてお餅のようにして食べる。小原では、2025年に80代の女性に聞いた話では、大平、朝日、小原、大蔵では作った。在所によって違うとのこと。
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箱寿司(小原)
小原の箱寿司は、祭りやお祝いの時に、五段の木の箱に酢飯を敷いた上に、斜めに色々な具材を載せた寿司。具材はめざし、しぐれ、花でんぶなど、山なので、魚はご馳走、サンマもご馳走だった。サバは塩サバだった、鯨肉はあった。家庭ごとに少しずつ違っていたとのこと。
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小原町の風景 小原町の風景
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すり焼き(小原)
うどん粉、サッカリンで焼いたクレープのようなおやつ。2025年に80代の女性に聞いた話では、戦後間もない頃によく食べたおやつだったとのこと。
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雑煮(小原)
小原の雑煮は、名古屋(もち菜と餅と鰹節のみの雑煮)より更にシンプルで、鰹節を削って、砂糖、醤油などを入れて餅を入れて食べた。最後にまた鰹節を削って入れる。2025年80代の女性に聞いた話では、その雑煮がとても美味しくて好きで、現在も正月になると作っているとのこと。
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からすみ(小原)
東濃地域でひな祭に作られる米粉で作られる餅菓子。小原でも昔から家庭で作られてきたが、2025年現在は家庭で作る人は減り、お店で作られているものを購入する人が多いとのこと。2025年80代の女性に聞いた話では、箸で山型にしたとのこと。
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なす
白茄子、紫の茄子。小原野菜直売所(〒470-0531 愛知県豊田市小原町181−5)に販売されていた。
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つるむらさき
7月中旬から10月にかけて出る緑黄色野菜。ねばねばとした食感と独特の香りでおひたしなどにして食べる。小原野菜直売所に売ってあった。
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ジャガイモ
小原で昔から栽培されているジャガイモが何種類か小原野菜直売所で売られていた。紫色のものが蒸すととても柔らかく美味しいとのこと。
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へぼ飯(小原) 信州から奥三河の山間部ではへぼと言われる蜂の子を食べる。へぼ飯はへぼを混ぜた炊き込みご飯のこと。小原町の「たまご村」で購入。
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鬼まんじゅう(小原) 鬼まんじゅうは、さつまいもと小麦粉で作る「サツマイモの蒸しパン」であり、東海地方の郷土料理である。さつまいもの角切りが鬼のツノのようなので、「鬼まんじゅう」と呼ばれている。写真は「喫茶おばら」で製造販売されている鬼まんじゅう。食べて美味しかったが、名古屋で購入するものと特に違いはない。
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五平餅(小原)
豊田市小原の五平餅
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ぼろもち 豊田市あたりで昔から食べられている餅。餅米とうるち米を混ぜて作る。小原町の「ききはなカフェ」の餅つきで地元の人が作っていた。