奈良県吉野郡川上村の金剛寺
毎年2月5日には「お朝拝式」が行われます。約570年間、村人によって守り継がれています。
「お朝拝式」では後南朝ゆかりの親王・自天王のものと伝えられる兜などがおまつりされます。
『和州旧跡幽考』(1681)では「投地蔵」として金剛寺、「南帝王社」として自天王の祭られている場所が記されています。
『和州旧跡幽考』の翻刻です。