「藩からみた近世初期の幕藩関係」

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タイトル
「藩からみた近世初期の幕藩関係」
内容記述/Description
近世初期(1600年頃~1660年頃)の幕府と藩の関係を、藩側(特に萩藩毛利氏)の視点から分析。将軍と大名の仲介者である「取次」と大名側の渉外担当「聞次」の存在が重要であり、毛利氏は井伊直政や本多正信・正純、後に土井利勝・松平信綱を取次として利用した。1634・1635年の幕府申渡しにより取次の機能は老中月番制に移行し、交渉のルーティン化が進んだ。また、「外聞」を重視する政治意識が近世幕藩関係の特徴であることも示される。
日付
1992
1990年代
作成者/Creator
田中誠二
ソース
『日本史研究』356
日本史研究
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